評論家が「リビングに劇場の音を持ち込める」と太鼓判。JBLの“高コスパ”サウンドバー「BAR 800」が楽天で3万円オフ!
手軽にテレビの音をグレードアップできるサウンドバー。その中でも高い人気を誇るJBLの「BAR 800」が、本日6月2日(火)17時より楽天市場の公式ストアで特価販売されている。

本セールでは編集部が確認したところ、通常価格99,990円(税込/以下同)のところ、割引クーポンを活用することで3万円オフの69,990円で購入できる。高い割引額となっており、おトクに手に入れるチャンス。要チェックだ。
リアスピーカーを分離したり合体したりできる、脱着式の“完全ワイヤレス・リアスピーカー”
本モデルは、他社のサウンドバーとは根本から異なる大きな特長を備えており、5.1.2chというハイクオリティなサラウンド再生を、バーチャルサラウンドではなく「リアスピーカー」で実現している。
これは、サウンドバー部分に脱着できるワイヤレスリアスピーカーを備えることで実現。これにより手軽にフロント+リアのサラウンド環境を創り出し、JBL独自のビームフォーミングスピーカー技術もあいまって、視聴者をぐるりと取り囲む、高精度なサラウンド体験が得られるのだ。

バーチャルサラウンドも昔に比べて進化しているが、やはり、後ろに本物のスピーカーがある場合とない場合とでは、体験が大きく変わる。ワイヤレスリアスピーカーを備えたサウンドバーは以前から存在していたが、使わないとき邪魔だったり、別の場所で充電するのが面倒だったりといった問題があった。
それらの問題をスマートに解決したのが、BAR 800のワイヤレスリアスピーカーということになる。ふだんはバースピーカー本体にくっつけておいて充電しておき、使いたいときだけ取り外し、後方に置くことができる。リアスピーカー部のバッテリー持続時間は約10時間と長く、映画を何本も観たり、ドラマをイッキ見しても安心だ。
スピーカーを置いた際の、音場の正確性も高い。キャリブレーション技術を搭載しており、本体内蔵マイクのみで実行できる。なお、サウンドバー部のほかにワイヤレスサブウーファーも同梱。サウンドバー本体だけでは難しい、迫力あふれる重低音域の再生が行えるのだ。また音声フォーマットはドルビーアトモスをサポートするが、DTS:Xのデコードには対応していない。HDMIは、HDMI eARC×1/入力1系統となる。

JBL BAR 800を聴く。「10万円以下でリビングのテレビに劇場の音を持ち込める」
では、その音質はどうか。当サイトでは本モデルのレビューを以前掲載している。リアスピーカーを分離しない一体型セッティングにて、UltraHD Blu-ray版『トップガン・マーベリック』を観た印象について、オーディオビジュアル評論家の折原一也氏は以下のように評する。

「映画冒頭の空母甲板上の音の広がりやDolby Atmosによる高所まで使った立体感を再現。壁反射を利用したMultiBeamの効果だけでも充分に音を楽しめる。そこに、気持ちよく抜けるサブウーファーによる重低音の再現まで揃うのだから、なかなか臨場感ある視聴体験だ」と評する。
リアスピーカーを分離しない一体型セッティングでも、臨場感ある視聴が行えると評価。続いてワイヤレスリアスピーカーを分離した状態で同シーンをチェックすると、「その差は歴然で別次元の体験」と評価する。
「例えば、試験用極超音速機『ダークスター』でマッハ10に挑むシーン。緊迫感のあるBGMは前方の空間を高さまで使い切るし、前方のジェットエンジンの噴射がリアのサラウンドまで空間で繋がる」。
「これ見よがしに背後を作るのではなく、作中のシーンに降り立つような密度感。迫力が違う、ライブな音空間。ワイヤレスリアを追加して空間が音を満たすようになると、BAR 800のサブウーファーが担う音圧が劇場の再現に重要だと改めて分かる」。
UHD-BDの『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を観た折原氏は、「Dolby Atmosの表現力を駆使し、遊び倒したサラウンドがよく分かる。作品の冒頭、Marvelのロゴが出ている時点でもう音が空間上を漂いはじめ、冒頭のドラム演奏の音もステージ上だけでなく、前後の音の立体感も駆使して空間に浮かび、サラウンドの位置まで回っていく」とコメント。

またワイヤレスリアスピーカーの優位性については、「ヴィランのヴァルチャーと対峙する序盤のバトルシーンも背後から前方、頭上まで移動する音再現を、特徴的な作画表現同様にお洒落な質感のままに鳴らすところがとてもユニーク。BAR 800のワイヤレスリアスピーカーなしにはまず再現できない3Dな音の定位を連発するので、一聴してワンボディタイプとのサウンドバーとの表現差が感じられた」と評した。
折原氏はBAR800の総評として、「ワイヤレスリアスピーカーによるサラウンド再現の優位性、そして映画館の音を再現するサウンドクオリティも信頼できるものだ」「10万円以下でリビングのテレビに劇場の音を持ち込めるのであれば、選択肢としてこれほど魅力的なものはない」と、高いコストパフォーマンスを評価し締めくくっている。

(提供:ハーマンインターナショナル)